石井歯内療法研修会セミナー
9月1日~2日まで、石井歯内療法研修会外科実習ハンズオンコースにコーススタッフとして参加しております。
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そのため、1日(土)は、休診とさせていただきました。
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今回は、歯内療法外科に特化したセミナーです。
16人の先生が受講され、抜去歯を用いて外科の実習を行っております。
とても興味深い内容がありましたので、みなさんにご紹介したいと思います。
今回のセミナーの最初にいかに歯を残すためにはどうしたらよいのか?
いかに日本の根管治療の成績が悪いのか?
日本の根管治療の現状
ということに対しての講義がありました。
もちろん、日本の根管治療の平均であって、それぞれの医院の成績はわかりません。
今までの結果から考察すると、先進国である日本の根管治療の再発率はとても高いと考えられるのです。
いかに最初に神経をとる治療(抜髄)を行う歯科医師が、根管内に細菌を感染させないことが重要なことなのか、改めて理解することができます。
そのためには、ラバーダム防湿が必須である、無菌的処置を行うなど、原則を守った治療が絶対です。
ここにマイクロスコープが絶対必要ということはありません。
マイクロスコープは確かに良い道具ではありますが、ラバーダム防湿や無菌的処置を行わなければ根管治療の成績はよくならないでしょう。
大事なことは、いかに根管内に細菌を感染させないか、あるいは細菌を取り除けるかです。
改行
当院では、マイクロスコープを用いて根管治療を行っておりますが、大事なことは無菌的処置などの原則を守ることです。
空白
マイクロスコープの治療だから良いのではありません。
その歯科医師がどう考えて治療を行っているか、在り方が重要だと思います。
患者様に喜ばれる治療を目指していきます。
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川崎区 昭和 ひやま歯科クリニック