学問のすゝめ
友人にススメられたNHK教育テレビ「100分de名著」。
この番組は25分間を4回放送するので100分ということだそうです。
今回は「福沢諭吉・学問のすゝめ」です。
先日第3回の放送を見ました。
テーマは「独立自尊で生きよ」です。
国民それぞれが賢くなって自立すれば、国も立派に独立できる。
要するに自分の身を立てる気力もないような者には、国家に貢献する力もないという考えです。
なんだかちょっと難しくなってきました
独立心のない人間がなぜよくないかについては、以下のように言っています。
独立の気概がない者は、必ず人に頼ることになる。人に頼る者は、必ずその人を恐れることになる。
人を恐れる者は、必ずその人間にへつらうようになる。
常に人を恐れ、へつらう者は、だんだんとそれに慣れ、面の皮だけがどんどんと厚くなり、
恥じるべきことを恥じず、論じるべきことを論じず、人を見ればただ卑屈になるばかりとなる。
いわゆる「習い性となる」というのはこのことで、習性となってしまったことは容易には改められない。
とあります。
番組を見終わった後、テキストが欲しくて本屋さんへ行きました
偶然にも現代語訳されたものがありましたので併せて購入しました。