『コクリコ坂から』
公開初日に行って来ました
『コクリコ坂から』
1963年。オリンピックの前の年の5月、47年前の横浜が舞台。
高校生の海と俊、そしてその両親の親子二世代にわたる青春。
企画の宮崎駿は、
「コクリコ坂から」は、人を恋うる心を初々しく描くものである。少女も少年達も純潔にまっすぐでなければならぬ。異性への憧れと尊敬を失ってはならない。出生の秘密にもたじろがず自分達の力で切りぬけねばならない。それをてらわずに描きたい。」
また
「ふたりはまっすぐに進む。心中もしない、恋もあきらめない。真実を知ろうと、ふたりは自分の脚でたしかめに行く。簡単ではない。そして戦争と戦後の混乱期の中で、ふたりの親達がどう出会い、愛し生きたかを知っていくのだ。昔の船乗り仲間や、特攻隊の戦友達も力になってくれるだろう。彼等は最大の敬意をふたりに払うだろう。」と書かれています。
高校生達の恋愛ものかなと思いきや、それだけではありませんでした。
この時代の大人達にも注目です
内容は観ていただきたいのであまり触れたくないのですが、海と俊の両親、理事長の徳丸さんと航洋丸の船長の小野寺さんは、特に好きです。
純潔にまっすぐなのは、高校生達だけではありません。
こんな大人になりたい!!
そう思った小林でした。
ちなみに1963年、私の両親は高校1年生でした。
団塊の世代と呼ばれる方々にもオススメの作品だと思います。