藤本研修会
7月14日、15日と藤本研修会エンドコースにアシスタントとして参加してきました
藤本研修会は、日本で数ある研修会、セミナーの中でかなりの歴史ある研修会です。
藤本順平先生が、アメリカに留学後、日本に帰ってきてからスタートしたと聞いています。
今では、補綴コース1と2、ペリオコース、LOTコース、エンドコースとあります。
私自身、藤本順平先生に補綴コース1と2で教えていただきました
その私が、藤本研修会のエンドコースにアシスタントとしてお手伝いさせていただけるようになりました。
とても光栄なことです
今回は、19名の先生が受講されております。
二人に一台のマイクロスコープがあり、根管治療について抜去歯を用いて実習を行ってもらいます。
7月と9月の日程で実習があり、徹底的に根管治療を行います。
抜去歯での練習ですが、これがとても勉強になります。
私自身、先生方とお話することで再度、勉強になることがたくさんあります。
ほとんどの先生が、日常の臨床で毎日、根の治療をすると思います。
どれだけ日本人の根の治療が必要なんだろうかと思ってしまいます。
藤本先生にも教えていただきましたが、藤本先生がアメリカに留学した頃の日本人の口の中は、アメリカの歯科医師にとってとても珍しい状態だそうです。
治療はしてあるものの、すべて銀歯、そしてその銀歯の適合は悪いし、その歯の根は感染を起こしている。
日本のレベルが恥ずかしかったと言っておられました。
それから月日が過ぎて、日本の歯科治療レベルは相当良くなったことでしょう
私自身、日々進歩する治療技術を勉強しております
自分自身でも、誰から見ても、海外の歯科医師から見られても、自信を持って行える治療をしていく必要があります。
研修会を受講するような意識の高い先生方と触れ合うことで、毎日の診療が楽しくなります。
日本の根の再治療が一つでも少なくなるよう祈っております。
川崎区 昭和 マイクロスコープでの根管治療
小児歯科専門医の院長でした