藤本研修会歯内療法コースにアシスタントとして参加しました
7月25日、26日と藤本研修会歯内療法コースにアシスタントとして参加してきました。
今回は、実習です。
抜去歯を用いて、根管治療の練習を行います。
25名の受講生の方が、普段行っている根管治療のスキルアップのために、真剣に抜去歯と向き合い、練習を行いました。
最近では、マイクロスコープの普及が進んでいるためか、今回の受講生では、初めて歯科用顕微鏡を使う先生が半分以下でした。
普段、ほぼ毎日のように行っている根管治療ですが、抜去歯で練習するととても勉強になります。
なぜなら、口腔内ではできない様々な方向から観察できるからです。
レントゲン撮影も、様々な方向から撮影、診査診断ができるので、より情報が増え、たくさんの気づきがあります。
アクセスキャビティー形成、ストレートラインアクセス、根管形成、根管充填とステップ毎にチェックを受け、フィードバックを受けることで、より精度の高い根管治療ができるようになります。
今回は、手技についての実習がほとんどで、ニッケルチタンファイルでの根管形成、コンティーニュアスウエーブテクニックでの垂直加圧根充などを行いました。
実際、患者さんでは、根管内の細菌を如何に減らすか、そして細菌を入れないかが大切になります。
コンセプトに基づいた根管治療の勉強には、やはり専門医から学ぶ必要がありますね。
いつもアシスタントとして参加させていただき、勉強になってます。
また、明日からの治療に役立てたいと思っています。
川崎区 産業道路駅近く 笑顔が連鎖する歯医者さん
ひやま歯科クリニック
小児歯科専門医の院長でした。