世界で一番聞きたい保健指導論
セミナータイトルは、
予定があって、午前のみの参加となりましたが、とても興味深い講演を聴くことができました。
その内容を少し、書かせていただきますね。
午前は、4人の方の講演でした。
一人目の先生は、「地に足のついた食指導」というテーマで話していただきました。
食べるものも無かった時代から飽食の時代となり、食は欧米化がすすんでいる。
つまりパン食が多くなっているとのこと。柔らかい食材が増えてきているとも言っていました
すなわち、唾液の分泌が少なくなったり、不正咬合のリスクが上がってきているという講演でした。
よく、お母様から「子供の食が細くて。。。」という相談を受けることがあります。
そんなときに、考えていただきたいのは、甘い物を食事の前に与えていませんか
食事の前に砂糖の入っているジュースなどをお子様に与えていた場合、糖が満腹中枢を刺激することがあります。
もし、甘い物を食前に与えているようでしたら、一度、考えてみてくださいね。
そして、二人目の講演は、群馬県の衛生士による「マイナス1歳からの健口づくり」というテーマでした。
近くの産婦人科をコラボして虫歯予防に努めている素晴らしい取り組みの話でした。
三人目の先生のお話は、「足育歯科医療を考える」
今、扁平足のお子様が増えている傾向にあるそうです。
また、足指の向く方向で様々なことがわかるんですね。
初めて聞くお話で興味深かったです。
そして、最後の四人目の先生は、勉強会で以前一緒だった武居先生による「3歳児までの甘味制限」という講演でした。
講演している武居先生自身が、3歳まで一切、ショ糖を食べさせてもらわなかった結果、今では1本も虫歯がないという事実から、現在の武居先生の子育ても含め、お話をしてくれました。
私も実は、3歳までのお子様の成長に、ショ糖が絶対に必要なものとは思っておりません。
糖については、果物で、果糖が摂取できますし、他の食べ物から乳糖なども摂取できます。
可能なら、3歳(感染の窓といわれる年齢)まで、チョコやキャンディ、スポーツ飲料、コーラなどは摂取回数を少なくしてもいいと考えています。
地域の虫歯ゼロを目指し、まだまだ勉強をしていかなければと思ったセミナー参加でした。
川崎市 産業道路駅近く 笑顔が連鎖し続ける歯医者さん
ひやま歯科クリニック