歯科と糖尿病
川崎市川崎区にある歯医者
ひやま歯科クリニックの歯科衛生士 山下です。
先週末に糖尿病専門医の先生による
〜「本当は怖い糖尿病の話」と予防について〜
という講演会へ参加して来ました。
ところで皆さんは糖尿病ってどんな病気か知っていますか?
『血管がボロボロになる病気』
とその先生は表現されました。
血管がボロボロになる…と言うフレーズに私は衝撃を受けました。
今回は生活習慣が原因となる一般的な2型糖尿病についての話がメインです。
糖尿病予備群を含めると日本では1600万人もの人が罹患しているそうで、これは日本人の8人に1人が
かかっている・・・ということだそうです。
<症状>としては・・・
・喉が乾く
・たくさんの水を飲む
・おしっこの量が多い
・おしっこが泡立つ
・なんとなくだるい(疲れやすい)
・指先の感覚がおかしい
・空腹感が強い
・食べているのに痩せてきた
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これらの症状は痛みなどの苦痛がなく発見が遅れる!
以上の症状に心当たりがある方は検診を受けられると良いかもしれませんね。
糖尿病は進行すると全身の血管がボロボロになり、出血しやすくなったり血管が詰まりやすくなったりして
命に関わる様々な病気が起きやすくなるそうです。
そしてこの糖尿病は歯周病とも密接な関係があります。
HbA1c7%以上の糖尿病患者さんは歯周病の進行が促進するということがわかっていますし、
歯周病が重症になる程、糖尿病の新規発症リスクが亢進するとも言われています。
また、歯周病治療によって糖尿病の血糖コントロールが改善します。
糖尿病は「薬を飲んでいるから大丈夫」ではないことを理解していただけるように歯科側からもアプローチしていく大切さを今回の講演を聴いて痛感しました。
美味しい食事を楽しめるように、お口からのサポートをしていけたら嬉しいです。
笑顔あふれる ひやま歯科クリニック
歯科衛生士 山下浩子でした!