石井歯内療法研修会 外科実習
外科実習コースはこれで2回目となります。
コンベンショナルな根管治療のコースはもうすでに何回も開催しておりますが、外科の実習コースはまだ2回目です。
根管治療にはどうしても外科の必要性がでてきます。
再根管治療では、約7割程度の成功率であり、3割は、コンベンショナルな根管治療では治らないと言われております。
その3割のうち、約9割が外科治療でマネージメント可能とされております。
そのため、外科をマスターしないと、根管治療の治癒率は低いものとなってしまいます。
今回は、抜去歯を石膏に埋めて、歯型とつくり、それをマネキンに付着させて実習を行いました。
上顎前歯、小臼歯、大臼歯とそれぞれ1~2本ずつ、歯根端切除術を行いました。
一人に1台のマイクロスコープがありますので、マイクロスコープ下で行います。
切断後は、MTAセメントを用いて、逆根管充填を行います。
右側臼歯部はかなり、術者がやりにくい状況になります。
つまり補助のアシスタントと手がクロスしたり、うまく顕微鏡から見えなかったり、手が邪魔だったりとやりにくくなります。
そんな状況でも、みなさん、しっかりと実習を行っておりました。
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ひやま歯科クリニック