歯科ドリプラ基調講演 佐野有美さん
昨日もブログにアップさせていただきましたが、歯科ドリに参加してきたことを書きたいを思います。
今回の歯科ドリでは、1時間30分の基調講演がありました。
講師は、佐野有美(さの あみ)さん。
1990年生まれの23歳、生まれつき両腕と右足がない先天性四肢欠損症の彼女。
短い左足とその先には3本の指がありました。
会場に入ってきた彼女は、電動車いすの上に小さな体を乗せていました。
とっても可愛らしくキュートな女性です。
彼女は、笑顔で自分の歩んできた人生について語り始めました。
両腕がないことの不自由さから凹んでしまったこと。
みんなにとって当たり前のことは、自分にとっては当たり前でなく、大変な労力が必要なこと。
しかし、あきらめない気持ちでたくさんのことにチャレンジしてきた彼女。
あきらめない気持ちがあれば、必ずできると力強く話す彼女はとても23歳には思えませんでした。
両腕、片足が無くても100メートル泳ぎきること。
それも有美泳ぎという誰もわからない彼女独特の泳ぎ方でです。
私たちは、両腕、片足がない人が泳ごうとしたら、きっと危ないから止めといたらと言ってしまいがちです。
しかし、本人がやる気なら、本来応援するべきなのかもしれませんね。
そして、彼女が高校でチアリーダー部に所属していた時のエピソード。
先生から『あなたのいいところは何?いくら凹んでいてもあなたにはもう手も足も生えてこない。あなたには声があるでしょ!』
しかし、その一言が彼女の考え方を変えたと言っていました。
私には元気と声がある。
そして、自分は、この姿が個性であると考えられるようになったと。
改行
人にはその人にしか伝えられないことがあります。
本を購入させていただき、記念撮影です。
3本の指でサインもしていただきました。
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川崎区東門前駅近く みんなが笑顔で通える歯医者さん
ひやま歯科クリニック