☆星の王子様☆
この間のお誕生日に、スタッフから頂いた書籍『星の王子様』
を、ここ何日かで読みました。
最初から最後までハテナマークが消えませんでしたが、
読み進めて行くうちに、自分なりの解釈として、この作者が言いたいことは
人は大人になるにつれ、無邪気さや純粋さを失うものだ…
このことを作者は憂いているのではないか
と思うようになりました
空白
物語は、主人公が飛行機の不時着で砂漠のど真ん中、必死で飛行機を修理
しているところから始まります
夜が明けて、突然王子様と出会います。
サハラ砂漠のど真ん中、決してありえないシチュエーション!!
どうやら、
王子様は旅の途中で、主人公と出会ったようです。
王子様は、気になったことはずーっと同じ質問を繰り返します。
航空士は、自分の飛行機を直すことで必死なので最初、困ってしまいます。
ところが、王子様と話をするたびに少しずつ、気持ちが動いて行く様子が
描かれていました。
空白
王子様の住んでいる星はとっても小さく、やっと家くらいの大きさだそうです。
あるものといえば、活火山が二つ、トゲのある花
(のちにバラということがわかります)が一つくらいでした。
王子様が旅した7番目の星が地球でした。
数々の星を旅して、王子様は少しずつ変わっていきます。
6番目の星にいる地理学者に“はかない”ということは、“そのうち消えてなくなる”
という意味だと聞かされて、故郷に残してきた花もそのうち消えてなくなるのかと
思うと、胸が痛む…
地球で出会ったキツネに“そこらに咲いている花は、ただ咲いているだけだ。だけど
あんたが残してきた花は水をかけてやったり、つい立てで風邪に当たらないように
と言われる。
面倒を見た相手に責任があることをしみじみ感じる王子様の心情の変化が感じられ、
このくだりには
“心で見なければ、物事はよく見えない、肝心なことは目に見えない”という
人間生活の本当の美しさが描かれていました。
空白
最後は、王子様と航空士が水を求めて手に手をとって、井戸を探しに行く。
ここに、ぴたりと呼吸のあった言葉のやりとりがあり、二人の心が通い合う
やがて王子様の姿は
湯煙のように空へ消えて行きます
空白
とても心温まる作品でした
読書っていいですね。
空白
川崎 子供も大人も笑顔溢れる ひやま歯科クリニック
歯科衛生士:ホワイトニングコーディネーターのひやまでした