検診で感じた事
11月19日の午後に川崎市立東門前小学校に行ってきました。
その日は、来年から1年生として入学するお子様を対象とした就学前検診の日でした。
約150名のお子様が歯科と内科の検診を受けました。
東門前小学校の学校医である阿保歯科医院の阿保先生と一緒に乳歯、永久歯の虫歯があるかないかを検診してきました。
二人の歯科医師が検診をしたので、私が検診したのは半数の75人くらいだと思います。
ほとんどのお子様が虫歯がありませんでした
もともと、虫歯のないお子様もいれば、虫歯はできてしまったけど、しっかり治療を受けているお子様もいました。
ただ、なかには、なぜか前歯の虫歯が放置されているお子様もおりました。
虫歯は奥歯であろうが、前歯であろうが治した方がいいと考えます。
(もちろん、年齢にもよります。今回、検診したお子様の年齢を考えると前歯は治療対象となると考えます)
虫歯の部分には細菌がたくさん存在しています。
その細菌をお口の中に放置しておくことが良くない状態です。
永久歯が生え始めているお子様も多く、お口の中に細菌がたくさんいる状態で生えてくるのと、
治療がしてあり、細菌の数を少なくしてあるお口に生えてくるのでは、どちらが虫歯になるリスクが高いのかはすぐに判断できると思います。
また、もうお子様は6歳なのに、治療ができないから経過観察をしているとおっしゃっていたお母様もいらっしゃいました。
小児歯科専門医の立場で考えると4歳になれば、ほとんどのお子様が治療可能と考えます。
そんなお子様の検診結果は虫歯ありとさせていただきました。
ぜひとも、早い治療をしていただけたら と思っております。
そのためには、予防や定期検診が必須です。
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その時の様子です。
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川崎区昭和 お子様が楽しく通える歯医者さん
ひやま歯科クリニック
小児歯科専門医の院長でした