池上彰さんの本
今日は、最近購入した本を紹介します。
コチラ
だいわ文庫から出版されている池上彰さんの
「これで世の中わかる!ニュースの基礎の基礎」です。
内容は主に5つから構成されています。
世界情勢・環境問題・健康問題など、多岐にわたります。
その中でも印象に残ったのは、天気についてです。
職業によって、準備するものが違うことにも気付きました。
例えば、スーパーマーケットやコンビニでは、翌日が暑くなりそうだったらアイスクリームやジュース、
ビールをたくさん用意したり、雨が降りそうだったら傘やレインコートを多めに準備したり、
店先に並べたりします。
航空会社は、飛行機が飛ぶ途中の天気を調べ、予定通り飛行機を飛ばしてもいいかどうか判断します。
もし目的地の空港の天気が悪く、飛行機が着陸できそうもなかったら、どこかよその飛行場を探さなければ
なりません。
このように、天気予報は私たちの生活と切っても切れない関係にあります。
この天気予報が、日本で禁止されていたことがあります。
今から60年以上前の第二次世界大戦中は、「天気予報を出すと、敵が日本の天気を知って攻撃の計画を
立てやすくなる」という理由で天気予報を一般の人に知らせることを禁止しました。
このため、台風がやってきても知らない人が多く、戦時中は多くの災害で大勢の人が亡くなりました。
戦争以外のことでも多くの人が亡くなったのです。
戦争が終わって、天気予報が復活しました。
天気予報を知ることができるのは、平和な証拠なのです。
とあります。
ふだん何気なく見ていて、当たり前だと思っていることが、“平和な証拠”だと言われて考えさせられました。
池上彰さんの本を読んで、世界のことや日本のことなど、もっと勉強します
川崎区 小児歯科専門医のいる ひやま歯科クリニック
トリートメント・コーディネーターの小林でした