読書
ゴールデンウィーク中に、こんな本を読みました。
これはタイトルどおり、全盲の著者の手記です。
著者は、生まれつき先天性の緑内障だったそうで、
12歳の時に両目の視力を完全に失いました。
そして、全盲で司法試験に合格した日本で3人目
の弁護士です。
最難関の国家試験である司法試験を、一体どのように
挑戦し成し遂げたのか…
「見えないからやめておこう」ではなくて
「見えないならどうやったらできるだろう」と、そんな風に考える癖が彼にはあったようです。
本の帯にも「だから無理」より「じゃあどうする」の方が人生は何倍もおもしろい!とあります。
(考え方ひとつでこんなにもすごいことができるんだ)と、驚きました。
私たちは、五体満足にもかかわらず日常でリミットを感じて挑戦せずにあきらめてしまって
いることがあまりにも多いように感じます。
空白
大事なのは初めから「できない」と決めつけずに、まずは何でもやってみることだ。
知恵と工夫を惜しまなければ、自分が「限界だ」と思ったことの多くは可能になる。
と書いてありました。
まったくその通りだと思います。
本の中には、彼が全盲になってからの苦難、自暴自棄になり閉鎖的な頃のこと、
司法試験に失敗して何度も挫折しそうになった時のこと、などが綴られていますが、
そんな時に、自分を支えてくれた両親や兄弟、愛する妻、友人、助けてくれた恩師
などのおかげで今の自分があるということも記されていました。
大切なのは、自分の弱さを見せつけられた時、逃げずにそれにきちんと向き合う
強い心を持つことです。
とても感銘を受けた一冊でした。
素敵なGWとなりました☆
空白
川崎区昭和 ひやま歯科クリニック
歯科衛生士のひやまでした 😀